日本地球化学会年会要旨集
2023年度日本地球化学会第70回年会講演要旨集
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G9 地球化学のための最先端計測法の開発、および、境界領域への挑戦
素粒子ミュオンを用いた非破壊元素分析法の高度化 (二次元イメージングシステムと低バックグラウンド化)
*寺田 健太郎佐藤 朗友野 大新倉 潤水野 るり惠二宮 和彦浅利 駿介邱 奕寰大澤 崇人PSI ミュオンチーム
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p. 193-

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抄録

素粒子ミュオンを用いた非破壊分析の更なる高度化を目指し、(1) 入射ミュオンの飛跡をトラックする三段のドリフトチェンバーを開発することで特性X線の二次元イメージ化、(2) Ge検出器でのX線のコンプトン散乱成分を反同時計数するコンプトンサプレッサーを導入し軽元素分析の高感度化、を行なった。当日は、昨年スイスのポール・シェラー研究所の大強度ミュオン連続ビームを用いて行なった実験結果について報告する。

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