日本地球化学会年会要旨集
2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
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G5 古気候・古環境解析
木場潟堆積物のハロゲン元素(Br)を指標とした日本海沿岸における完新世の海水準変動復元
*木田 福香落合 伸也渡邊 隆広松中 哲也橋野 虎太郎山崎 慎一山岸 裕幸土屋 範芳奈良 郁子
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p. 103-

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抄録

海水中の臭素(Br)濃度は、河川や淡水中と比べ相対的に高く、過去の海水準変動等を解明する上で重要な指標である。本研究では、蛍光エックス線分析装置を用いて、石川県小松市の木場潟から採取した堆積物試料(コア長: 444 cm)のBr等の分析を行った。堆積物深度約300-260 cmでBr濃度が約5 mg/kgから15 mg/kgまで急激に増加した。深度約300-260 cmの較正年代は約7,300 cal BPでありBr濃度の増加時期はこれまでに報告されている海進時期と一致した。

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