主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
回次: 71
開催日: 2024/09/18 - 2024/09/20
p. 145-
Yamato(Y)-980115 CIコンドライトの研磨片中にコンドリュール、オリビン、パイロキシン、スピネル、コランダム、合わせて541個を発見した。コンドリュールと無水鉱物のサイズ分布のピークは1-3umにあり、他の隕石のコンドリュールや無水鉱物より小さい。オリビンの大部分はFeO-richな組成を持ち、他の炭素質コンドライトと大きく異なる。コンドリュールの多くは斑状組織を持つtype IIであり、オリビン斑晶にはFe-Mgゾーニングがみられた。CIコンドライトと小惑星リュウグウの母天体は原始惑星系円盤外側領域で集積したと考えられている。一方、コンドリュール、CAI、無水鉱物は内側領域で形成したと考えられている。発表では、内側領域から外側領域への輸送機構、Y-980115、リュウグウ試料、Wild2彗星試料のオリビンMg#分布の比較に基づく議論を行う。