主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
回次: 71
開催日: 2024/09/18 - 2024/09/20
p. 154-
本研究では、隕石母天体内部の環境を模擬して、模擬星間物質(ホルムアルデヒド、アンモニア、メタノール、ヘキサメチレンテトラミン、水の混合物)に対して26Alの崩壊を模擬したγ線を照射し、生成したアミノ酸前駆体を含む高分子化合物のキャラクタリゼーションを行った。γ線照射によって生じた実験生成物をゲル濾過クロマトグラフィーや限外濾過法によって分取し、分取した各区間について酸加水分解を行ったのち、超高速液体クロマトグラフィーを用いてアミノ酸分析を行い、各区間でアミノ酸生成量がどのように異なるかを検証した。また、実験生成物をLC/Orbitrap-MSを用いて分析し、得られた高分解マススペクトルを基にKendrick Mass Defectプロットを用いて解析を行った。生成したアミノ酸総量は区画によって異なり、さらにその区画ごとの割合はアミノ酸の種類によって大きく異なった。また、m/zが400-800の範囲で-CH2-CH2-O-の繰り返し単位を持つ化合物がみられた。