日本地球化学会年会要旨集
2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
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G9 地球化学の最先端計測法の開発と挑戦
レーザーアブレーションーデュアル質量分析法を用いた金属元素と有機分子の同時イメージング分析
*平田 岳史趙 馨雅韓 子欣鈴木 敏弘松岡 友樹クー フィ−シン松川 岳久
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p. 206-

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抄録

LA-ICP-MSでは,金属元素の存在形態に関する情報が失われるため,元素の動態や生体内機能の解明が困難であるなどの問題があった.そこで本研究では,レーザーアブレーション法で生成した試料エアロゾルをソフトイオン源とハードイオン源を有する2基の質量分析計に導入することで,金属元素の存在形態分析と分布分析の同時イメージング分析を試みた.予察的な結果ではあるが,リンに関しては,リン脂質,ATP,ADP,AMP等の分布が可視化できた。白金製剤に関しては,白金製剤(シスプラチン)や,その加水分解物を区別した分布解析が可能となった.さらに、本イメージング手法を深さ方向に繰り返すことで、構成成分の3次元分布解析も可能となった。本講演では,微量成分の存在形態別イメージング分析やケンドリック解析等を用いた高質量分子分析への応用汎用性を議論する。

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