日本地球化学会年会要旨集
2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
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G9 地球化学の最先端計測法の開発と挑戦
GSJ地球化学標準物質のハロゲン濃度と均質性の評価
*遠山 知亜紀
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キーワード: ハロゲン, 標準試料
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p. 225-

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抄録

ハロゲンは揮発性・液相濃集性が高く、その性質から地球表層のリザーバー(海水・海底堆積物・地殻)に高濃度で存在している。一方で、ハロゲンの中でもフッ素はメルトに強く分配され、またヨウ素は有機物中に高濃度に含まれるなど挙動の違いから、地球における各リザーバーで特徴的なハロゲン元素比を示す。これらの点から、ハロゲンは地球表層とマントル間での物質循環(特に沈み込み帯の水)のトレーサーとして期待されている。一方で、火成岩中のハロゲン濃度(特に臭素とヨウ素)は数十ppb程度と低く分析が難しいため、各国の地質調査所の配布する標準物質でさえハロゲン濃度は十分に揃っていない。そこで本研究では、標準物質のハロゲンデータセットの構築を目的とし、GSJ地球化学標準物質のハロゲン元素濃度の分析とその均質性の評価を行った。

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