主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
回次: 71
開催日: 2024/09/18 - 2024/09/20
p. 231-
需要が急増しているレアアースは主にカーボナタイトに伴う鉱床から、市場価格が上昇している亜鉛および鉛は主にミシシッピバレー型の鉱床から供給されている。これらの鉱床タイプでは脈石鉱物の組み合わせが類似しており、潜頭性鉱床も多いため、限られた露頭試料やボーリングコアから鉱床タイプを判別したり、鉱化の徴候を検出するような新しい手法が求められている。そこで本研究では、2つの鉱床タイプに共通する主要な脈石鉱物であるドロマイトに着目し、その微量元素組成およびマグネシウム同位体比から、これらの鉱床タイプが区別できるかを検証した。特に、鉱床から産出したドロマイト中の全ての元素・同位体比組成を説明変数として用いて、部分的最小二乗回帰と判別分析を実施することで、ドロマイトの化学組成から鉱床タイプの正確な判別が可能か、さらにどの化学組成が鉱床タイプの判別に有効となるかを定量的に評価した。