主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
回次: 71
開催日: 2024/09/18 - 2024/09/20
p. 62-
地球温暖化の影響により、海洋表層水温の上昇、陸域では植生の変化、線状降水帯の発生・集中豪雨による斜面崩壊の発生・土壌侵食の増加等、物質動態に関する影響が報告されている。また、陸域では少子高齢化に伴う耕作放棄地・森林管理放棄地の増加等、人間活動により陸面環境の変化が日本各地で発生している。そのため、沿岸海洋が持つ持続可能性やレジリアンスを評価するためには、陸と海を結合して物質動態の観点から生態系を含めたシステムとして捉えて評価することが重要である。本講演では、陸―海結合システムの基本的な考え方と能登半島と北海道道東域の調査域での観測例を紹介し、陸と海を繋ぎ、1つの流域圏として評価する研究の重要性について言及する。