日本地球化学会年会要旨集
2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
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G2 環境地球化学・放射化学
富栄養湖沼千葉県手賀沼の有機物分解特性と炭素循環
*時枝 隆之木持 謙
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p. 20-

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抄録

富栄養状態にありながら大気に二酸化炭素を放出している千葉県手賀沼に存在する有機物の分解特性の調査を行った。その結果、COD(Mn)法で分解可能な化学的に分解されやすい有機物が手賀沼湖内で生産されていること、またバクテリアなどの分解者は化学的に分解されやすい有機物を優先的に分解・無機化していることがわかった、湖内での分解されやすい有機物が生産されていることで、富栄養を背景とした高い生物生産性がありながら、生産された有機物が速やかに再生される。その結果、無機炭素が不足することが大気への二酸化炭素の放出を可能にしているようである。

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