日本地球化学会年会要旨集
2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
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G10 地球化学全般
油ガス田における二酸化炭素の起源に関する研究:イクシスガス・コンデンセート田の事例
*森田 宜史稲場 土誌典
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p. 238-

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抄録

地下の油ガス田から産出する可燃性天然ガス(炭化水素ガス)は、二酸化炭素を伴っている場合がある。従来、石油ガスの探鉱開発は、“石油システム”という観点で、炭化水素ガスの生成や集積に関する評価を実践している。しかし、随伴する二酸化炭素の存在や起源については、評価の対象とする事例は多くない。 随伴する二酸化炭素は、その排出量自体が大きな問題であると同時に、含有率が高いと炭化水素ガスの生産量にも影響が及ぶ。二酸化炭素の起源を含む、石油(ガス)システムを理解することは、様々な側面において大きな課題である。 今回、オーストラリアのブラウズ堆積盆地に位置するイクシスガス・コンデンセート田を対象として、ガス組成および同位体組成の分析を実施した。炭化水素ガスの性質ならびに二酸化炭素の起源に関する考察をおこない、地質的な背景とあわせて、当該エリアの石油(ガス)システムの考察を進めていく計画である。

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