日本地球化学会年会要旨集
2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
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G3 海洋の地球化学
極微量放射性核種135Csの定量を目指した海水の前処理法検討
*田嶋 大洋瀬古 典明保科 宏行堀田 拓摩浅井 志保斎藤 恭一山崎 信哉高久 雄一末木 啓介坂口 綾
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p. 42-

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抄録

135Csは核実験や核関連施設等から環境中に放出された放射性核種であり、137Csに代わる海水循環トレーサーとしての利用や核関連施設周辺のモニタリングの必要性から、その測定法の確立が求められている。しかし、一般的な海水中の135Csは極微量(推定1.6 fg/kg)であり、質量分析のためには海水約50 LからCsを分離・濃集する必要がある。本研究では、グラフト重合による不溶性フェロシアン化コバルト(Co-FC)担持吸着材を作製し、海水中Csの吸着・脱離条件について検討した。また質量分析のための化学分離法についても検討を行った。

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