日本地球化学会年会要旨集
2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
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G3 海洋の地球化学
海水中の237Np定量に向けた検討
*小川 颯士榊枝 優真中島 朗久永井 歩夢細川 浩由横山 明彦羽場 宏光南部 明弘鄭 建瀬古 典明保科 宏行末木 啓介山﨑 信哉高久 雄一重河 優大坂口 綾
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p. 43-

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抄録

海水中の237Np質量分析法の確立に向け、アミドキシム型吸着剤を用いた海水中Np濃集法の検討と、スパイク製造を目的とした232Th+7Li反応によるNp同位体の励起関数作成を試みた。最適化された条件では、アミドキシム型吸着剤により海水中Npの約9割を吸着できた上に、吸着剤を灰化後に3 M硝酸を用いて処理することで、吸着剤中のNpの約8割を溶離することができた。232Th+7Li反応では、236gNpの合成に成功し、励起関数が得られた一方で、237Npもこの反応で同時に生成されることが明らかとなった。

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