主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
回次: 72
開催日: 2025/09/07 - 2025/09/19
p. 43-
海水中の237Np質量分析法の確立に向け、アミドキシム型吸着剤を用いた海水中Np濃集法の検討と、スパイク製造を目的とした232Th+7Li反応によるNp同位体の励起関数作成を試みた。最適化された条件では、アミドキシム型吸着剤により海水中Npの約9割を吸着できた上に、吸着剤を灰化後に3 M硝酸を用いて処理することで、吸着剤中のNpの約8割を溶離することができた。232Th+7Li反応では、236gNpの合成に成功し、励起関数が得られた一方で、237Npもこの反応で同時に生成されることが明らかとなった。