日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
短報
がん疾患終末期患者の訪問リハビリテーションで医師や看護師がリハビリテーション専門職に期待すること,リハビリテーション専門職ができることの違いについて―がん疾患終末期患者の訪問リハビリテーションについての認識調査―
小暮 英輔原 毅大沼 剛森山 隆阿部 勉鈴木 陽一
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2021 年 58 巻 2 号 p. 309-311

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抄録

がん疾患終末期患者の訪問でのリハビリテーション(以下;リハ)で,医師や看護師(以下;他医療職)が期待すること,リハ専門職ができることを調査した.本研究で他医療職が期待することと,リハ専門職ができると認識した内容には違いがあったことがわかった.リハ専門職は,リハ専門職自身ができると回答した内容の他に,他医療職が求めている訪問リハ技術内容も認識し,連携を図りながら対応,導入効果を示していく必要がある.

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© 2021 一般社団法人 日本老年医学会
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