痛風と核酸代謝
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尿酸, クレアチニン除去した血清を用いた尿酸,クレアチニン標準液の作製
仁科 甫啓原 博明
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2008 年 32 巻 1 号 p. 19-23

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抄録
尿酸測定に於ける施設間差としての変動係数(CV)が縮小せず3%前後に止まっている理由にはいくつ考えられるが,その一つに一般日常検査で水溶性の尿酸標準液が使用されていることも一因と考えられる.そこで水溶性の尿酸標準液の代わりに, 尿酸, クレアチニン除去した血清を用いた尿酸標準液の導入が必要性を認めたので,その作製を試みた.その際に活性炭処理により尿酸のみならずクレアチニンも同時に除去できる条件を見出した.
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© 一般社団法人 日本痛風・核酸代謝学会
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