日本草地学会誌
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研究報告
アンモニア態窒素と硝酸態窒素の比率がアルファルファ(Medicago sativa L.)の生育と根系発達におよぼす影響
廣瀬 大介
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ジャーナル オープンアクセス

2014 年 60 巻 1 号 p. 40-44

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抄録
アンモニア態窒素と硝酸態窒素を100:0, 75:25, 50:50, 25:75および0:100の割合で混合してアルファルファの生育と根系発達に及ぼす影響を調査した。その結果,乾物重は,水耕液中にアンモニア態窒素が多くなるほど重くなった。分枝根長はアンモニア100%区が最も長かったが,アンモニア50%区,25%区および0%区の間には差が見られなかった。主根の比根長は,アンモニア態窒素と硝酸態窒素の混合割合に関係なく,ほぼ同程度の値を示した。分枝根の比根長は,採取日によって各区間の有意差が異なっており一定の傾向は見られなかった。また,アルファルファは,硝酸イオンよりアンモニアイオンを多く吸収することが明らかになった。これらのことから,アルファルファにおいては培地にアンモニア態窒素が多いほど生育と根系発達が優れることが明らかとなった。
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© 2014 日本草地学会
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