日本草地学会誌
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研究報文
道北・道東におけるソルゴー型ソルガム(Sorghum bicolor Moench)「ターザン」の生産性および栽培適性の評価
今 啓人岡元 英樹田中 常喜戸苅 哲郎
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2023 年 69 巻 3 号 p. 129-137

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抄録

ソルゴー型ソルガムに分類される晩生品種「ターザン」の道北・道東における生産性を評価し,その播種適期を明らかにした。さらに,有効積算温度から「ターザン」の栽培適地の推定を行った。乾物収量や収穫時乾物率からみた播種適期は5月上旬から6月上旬と考えられた。「ターザン」の乾物生産量は,地域間差・年次間差が生じたが,その要因は6-8月の14°Cを基準とする有効積算温度の違いにあると推察された。「ターザン」の収穫時の乾物率が25%,30%に達する有効積算温度を有効温度12°Cで設定すると,それぞれ652°C,705°Cであった。算出した有効積算温度で作成した暦日マップから,収穫時の乾物率は道北の上川平坦部で30%に,道東の十勝中部で25%となることが可能であるため,これらの地域は,栽培適地となり得ると示された。

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© 2023 日本草地学会
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