信州大学大学院 [日本]
2022 年 2022 巻 2 号 p. 212-217
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本研究では,先行研究で見られた日本人とアメリカ人の時間不安尺度得点の差が生まれた原因を検討するため,日本の大学1年生と先行研究のデータを比較した.その結果,時間不安単体では年齢による差は無かったが,時間不安に評価不安が与える影響は大学生の学年間で差が見られた.よって,先行研究の『時間不安の差は国民性である』という考察は検討の余地があり,異なる要素による差についても分析を重ねる必要がある.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら