地理学評論
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都市機能の地域別・規模別考察
山口 岳志
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1972 年 45 巻 6 号 p. 411-429

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抄録
筆者は先に, 1960年国勢調査において人口集中地区人口3万以。ヒの189市を対象とし,都市に関する50種の指標を選択して,主成分分析を行なったが,全変動の59。6%を説明する上位4成分に機能的な意義が認められた.
そこで本稿では,成分の平行性を検討するため,対象とした189市を地域別に核心部・西南日本・東北日本とに3区分し,次いで人口規模別に人口集中地区人口3~5万・5~10万・10~25万・25万以上とに4区分して,各都市群の因子負荷量を比較した.
第1成分において平行性の著しい指標群は,社会階層に留まらず,管理的職業従事者とそれを補佐する事務関係職業従事者の活動によって発生する,管理的機能の存在を示唆している.また,第2成分の経済的基盤の中核としては,卸売・小売業の販売活動に基づく物質の集散など,中心的機能の存在を示す指標群があり,各都市群の成分には共通して管理的機能と中心的機能の3種の都市機能が再現した.
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