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“ケシ”と呼ばれる小粒の真珠は太古より真珠貝から稀に発見され天然真珠として珍重されてきた歴史がある。
養殖真珠の技術が確立された以降は、養殖の副産物として定義され流通している。
“ケシは”真円真珠とはまた異なる価値をもつ魅力的な商材として近年特に需要が高まっている。
今回の研究では、アコヤ真珠に着目し“ケシ”の歴史とその物性、内部構造等の検査結果を報告する。
サンプルとしてベトナム・ハロン湾産のアコヤ真珠 73 点を検査する機会を得た。手法としては、顕微鏡による拡大検査、静水重量法による比重値測定、レントゲン画像による内部構造の観察、エネルギー分散型X線分光装置による元素分析等を行った。
色や形状等の外観特徴とそれらの検査結果を分類し、関連を考察した。