宝石学会(日本)講演会要旨
2026年度 宝石学会(日本)講演論文要旨
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2026年度 宝石学会(日本) 一般講演要旨
ラピス・ラズリについて
*林 政彦, 山﨑 淳司
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p. 14

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抄録

ラピス・ラズリは,ソーダライト(方ソーダ石:sodalite),アユイン(藍方石:haüyne),ノゼアン(黝(ゆう)方石:nosean)及びラズライト(青金石:lazurite)などが混合した岩石とされている(近山,2007)。

以前,筆者らはアフガニスタン,チリ及びロシア産のラピス・ラズリについて化学分析したところ,すべてラズライトとして分類できることを報告した(林ら ,1993)。

鉱物学の本(Dana,1901 など)では,前記のアフガニスタンやロシア産の青金石が記載されている。

これらから,ラピス・ラズリを特徴づける青色は青金石によるものと思われた。

ところが, Sapozhnikov ら(2021)の報告により, IMA(国際鉱物学連合)の CNMNC(新鉱物・命名・分類委員会)では,青金石の再定義が行われた(IMA Website,2026)。

今回,ラピス・ラズリについて,それに関連する鉱物名のアップデートが必要と思われたので報告する。

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