日本歯科理工学会学術講演会要旨集
平成16年度春期第43回日本歯科理工学会学術講演会
セッションID: A-01
会議情報
ニッケルイオンがチオグリコレート刺激マウス腹腔滲出細胞(PEC)の細胞生存率とNO産生に及ぼす影響評価
*平 雅之齋藤 設雄佐々木 かおり荒木 吉馬
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
金属イオンによる炎症・アレルギー反応発現機序の解明と防止策の対処法策定を目的に、チオグリコレート刺激を行ったマウス腹腔滲出細胞に対してLPS刺激とNiイオン刺激を行い細胞生存率とNO産生を調べた。細胞生存率はNiイオンの濃度に依存して徐々に低下し、NO産生はNiイオン50umol/L濃度で極大値を示しその後、減少消失した。Niイオンによる細胞障害は複雑なセル_-_シグナリング系によると考えられた。
著者関連情報
© 2004 日本歯科理工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top