日本歯科理工学会学術講演会要旨集
平成14年度春期第39回日本歯科理工学会学術講演会
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第2日 一般講演(ポスター発表)
水硬性仮封材の硬化の経時的変化および色素浸透性について
小倉 陽子勝海 一郎
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p. 124

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抄録
水硬性仮封材は、操作が簡便で封鎖性も良好なことから、日常臨床において繁用されている。しかし、その硬化機序、物性については不明な事柄も多い。このため、市販の3種の製品について硬化試験、色素浸透試験を行ったところ、興味ある知見を得た。
硬化試験では、3種の仮封材とも浸漬開始後3∼6時間の間に浸漬面側から急激な硬化が認められ, その後の硬化深度に差異が生じた。また、色素浸透試験においても、時間ごとの浸透距離に仮封材間で差が生じた。
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© 2002 日本歯科理工学会
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