神戸市立中央市民病院呼吸器内科
1986 年 26 巻 4 号 p. 373-379
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本院で非観血的治療を受けた肺癌症例357例の内, 33例 (9.2%) が2年以上生存例で平均年令は66.9±9.75才であった.非観血的治療例の2年生存率は, S.48年~S.52年の3.8%に比較してS.53年~S.57年は12.4%と増加した.組織型別の2年生存率は扁平上皮癌11.0%, 腺癌9.3%, 小細胞癌8.6%, 大細胞癌6.1%であった.治療法別では腺癌を除くと放射線と化学療法併用の奏効例が多く, 扁平上皮癌ではBAIと放射線療法併用例が多かった.
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