佐世保市立総合病院内科
佐世保市立総合病院外科
長崎大学第1病理
1991 年 31 巻 2 号 p. 247-252
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患者は63歳, 男性. 約10年前より肺結核腫として観察されていた陰影が急速に増大してきたため入院となった. 右上葉S2を中心とする巨大な腫瘤で, 右肺全摘出術が施行された. 腫瘍は卵巣などにみられる嚢胞腺癌に類似した形態をとっていた. この興味ある腫瘍の組織発生に関しては, 気管支腺よりも気管支表面上皮の杯細胞由来が示唆された.
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