大妻女子大学文学部日本文学科
2019 年 2019 巻 29 号 p. 591-602
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二〇一八年に公示された「高等学校学習指導要領」において、国語は大きく改訂された。本稿は、その中の「現代の国語」で「情報」を教材として扱うことの可能性を考察したものである。「情報」といっても様々なものが考えられるが、本稿では新聞記事や雑誌記事を「情報」としてとらえ、近年、教育の場でも注目されるSDGsの一つである「ジェンダーの平等」について、国語という教科のなかで何を考えることができるのか、記事を通して働く場とジェンダーをめぐる表現を中心に検討した。
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