2020 年 2020 巻 30 号 p. 474-478
本研究の目的は,大妻女子大学英語教育研究所が2018年7月から導入した全学の学生が自由に利用できる英語 e-learning システムを活用し,全学的に学生の英語力を向上させるための効果的な方法を考察することである.正規の授業における英語指導だけでは学生の英語力を伸ばすことは困難である.絶対的な英語学習時間を増やす可能性の一つとして,授業外の e-learning を利用する方法が考えられる.英語力向上に必須とされる学習時間の確保を e-learning によって補えることは学生にとっては大きなメリットである.しかし e-learning には課題もある.教員や学生仲間とのかかわりが少なく,高い意欲や動機づけが養われていない限り e-learning の学習は継続が困難である.本研究では e-learning の問題点とその改善方法を検討し,大妻女子大学における英語教育発展の可能性を考察する.