2021 年 2021 巻 31 号 p. 393-400
大学での英語教育は基本的には日本人教員あるいはネイティブスピーカー教員のいずれか1名で行われる.本研究では,大学の英語クラスにおいて日本語教員とネイティブスピーカーがティーム・ティーチングを行う可能性について検討した.英語が苦手な学生が多いクラスにおいて,授業のほとんどを英語で行い,学生が英語を聞くという環境に慣れ,多くの日常表現を体験することにより,自らも英語で発信する力を養うためである.ネイティブスピーカーは単なるゲストではなく,主体的に学生とかかわり,自らの体験を含め英語社会の文化や生活についても幅広く学生に伝えることで,それまで海外に興味のなかった学生も含め学生たちの視野を広げることに大きく貢献した.