京都大学
2012 年 21 巻 p. 115-129
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本稿の目的は、「アジール」を鍵概念としつつ、19・20世紀転換期における時代の危機診断とともに生起した<学校=共同体>を事例として、近代における共同体の可能性と課題についてシステム理論を前提として検討することを試みる。ここで具体的に注目したいのは、「新教育」における<学校=共同体>、とりわけ「学校のゲマインシャフト化」を標榜した田園教育舎系の学校である。
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