人文地理学会大会 研究発表要旨
2008年 人文地理学会大会
セッションID: 211
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第2会場
平成の大合併で誕生した超広域自治体の運営と政令指定都市制度
―静岡市と浜松市の場合―
*西原 純
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抄録
 平成の大合併では面積が1,000平方キロメートルを超えるいわゆる超広域自治体が誕生した。しかし巨大な行政域故に、行政運営にさまざまな問題が発生している。その解決策の一つが政令指定都市制度である。  報告者は、静岡市と浜松市を事例にして、インタビュー調査により、行政権限の配置、情報共有と意志決定の方法を調査した。  その結果、比較的良く運営されている静岡市と、本庁に権限が集中しすぎて情報共有と合意形成が上手くいかない浜松市の事情が明らかとなった。
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© 2008 人文地理学会
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