人文地理学会大会 研究発表要旨
2010年 人文地理学会大会
セッションID: 308
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第3会場
公共交通空白地域を抽出・分析する新手法
日本版PTAL指標を用いた研究(その2)
*国府田 諭
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抄録

分野:交通、空間分析、GIS 日本では、自治体が「公共交通空白地域」を抽出して交通政策上の参考にする例が全国的に増えている。しかし抽出の基準が自治体によってバラバラであり、抽出手法が粗いものから詳細なものまで様々である。この現状に対し、新たな公共交通空白地域の抽出・分析手法を提案する。全国どの自治体でも使え、公共交通空白地域を数段階のレベルに分けて抽出でき。また詳細な定量分析にも用いることができる。ロンドン市交通局が開発した「PTAL」という公共交通アクセス分析の手法をもとに、独自に開発した「日本版PTAL指標」を用いた手法である。実際の活用例として奈良市における抽出・分析を示す。

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© 2010 人文地理学会
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