園芸学研究
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収穫後の貯蔵・流通
1-MCP処理およびポリエチレン包装によるカキ‘太秋’の食感保持技術の開発
鈴木 哲也新川 猛櫻井 直樹
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2014 年 13 巻 3 号 p. 275-282

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抄録
AMC(Acoustic Measurement of Crispness)法によって,‘太秋’における食感の定量評価および食感の保持について検討した.食感は周波数帯域6,400~25,600 Hzのエネルギー食感指標によって,高い精度で定量評価できることが明らかになった.ポリエチレン包装すると,無処理(食感保持日数が収穫後約9日)よりも約2~6日長く,収穫後約11~15日まで食感を保持することができた.また,1-MCP処理後にポリエチレン包装を行うと,ポリエチレン包装のみよりも約10~14日長く,収穫後約25日まで食感を安定して保持することができた.なお,収穫後25日まで食感を保持しても,果皮色(カラーチャート値)は4.2前後であり,実用上問題はなかった.
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© 2014 園芸学会
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