国際P2M学会誌
Online ISSN : 2432-0374
P2Mを活用したプロセス改善活動推進フレームワークの提案
今野 裕紀小笠原 秀人
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2021 年 15 巻 2 号 p. 47-66

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抄録
ソフトウェアプロセス改善活動を行う上で重要なことは、組織が全社的なプロセス改善活動の推進体制を構築しそれを各部門に展開し改善活動を継続・発展させることである。一方で、推進体制をどのように構築すればよいか複雑でわからない、組織の環境に合わせた改善進活動の事例を活用するのが難しいという、ソフトウェアプロセス改善活動実施時に起こる課題も報告されている。そこで、筆者らはプログラムやプロジェクトを全社的に管理するP2Mのフレームワークから、それら課題に対する改善策の着想を得た。本稿では、これらの課題を解決するために、P2Mを活用したプロセス改善活動推進フレームワークの提案を行う。
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© 2021 International Association of P2M and Authors
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