2014 年 8 巻 2 号 p. 183-194
前報では、ものつくり教育である学生フォーミュラ活動へP2Mを適用した事例を述べた。「教育再生実行会議-これからの大学教育等の在り方について(第三次提言)」では、グローバル化に対応した教育環境づくりを進める提言がなされている。ものつくり教育においても海外体験をさせることが人材育成の面で必要だと考える。今回、学生フォーミュラ海外大会への参加プログラムを立ち上げてP2Mを適用し、実践した。初めての海外大会参加であるにも関わらず、動的審査種目全てを完走し、総合10位の成績を残すことができた。