国際P2M学会誌
Online ISSN : 2432-0374
IOE時代のP2M支援環境としての実世界OS
出口 弘
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2015 年 9 巻 2 号 p. 99-122

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抄録
IOE(Internet of Everything)の時代に人・もの・ソフトエージェント等の遂行する個々のタスクをインターネットで結ばれた複雑なワークフローとして実行するためのシステムと、複数のワークフローからなり個々のワークフローに対する資源配分等を含む全体システムを設計・実装・マネージメントする技術は、産業から経済社会システムに至る基幹の社会技術となる。本研究ではこのネットワークで結ばれた実世界のタスクのプロセッシングを設計・実装・マネージメントするP2M技術を支援するシステムを実世界OSと呼び、そのアーキテクチャを明らかにし、それがどのような既存の情報技術やIOE時代の社会経済システムを変化させるかも併せて論じる。
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© 2015 International Association of P2M and Authors
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