抄録
京都会議(COP3)から10年、日本には環境対策技術の先進国であることが求められる.しかしながら、再生可能エネルギーの主役である風力発電の普及に関しては、欧米諸国に大きくリードされている.また、東京を中心とする都市部への集中化が進み、地方では過疎化が問題になっている地域もある.本報告では、これらの問題を解決するべくP2Mの手法を用いて、風力発電の普及を促進し、かつ地方自治の活性化を推進するものである.具体的にこれらを解決するべく新規に考案したThree circle modelによる提案を行なうものである.