国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2010 春季
セッションID: B-8
会議情報

B-8 スキーム段階におけるICTシステムのサービスモデル策定テンプレートの提案(P2M理論研究トラック)
野地 英昭田隈 広紀中山 政行亀山 秀雄
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

詳細
抄録
価値創造システムの部品であるICTシステムのサービスモデルは、プログラムの成否を左右する重要な計画要素である。しかしこの策定には専門知識を要するため、オーナによる適切な検討は困難であり、現実的にはIT系企業に依存した計画・運営になりがちである。そしてこれを原因としたトラブルが散見される。本稿ではこの状況を鑑み、オーナがスキーム策定時にICTシステムのサービスモデルも検討可能にするテンプレートを提案する。具体的には、ITIL・CMMと筆者らの事例を組み合わせて作成した「ICT運用アセスメントシート」を紹介し、さらにスキーム段階にオーナが策定する事項から上記シートの各項目へブレークダウンする標準的な手順を示す。
著者関連情報
© 2010 International Association of P2M and Authors
前の記事 次の記事
feedback
Top