国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2011 春季
セッションID: C1
会議情報

C1 開発途上国における開発計画策定支援の意義とその実行へのPPP適用に関する研究 : 3Sモデルによる開発プロセスの適正化(システムズ・アプローチ研究トラック,「P2Mミッション達成型プロジェクト・プログラムマネジメント」-東日本大震災と福島原発事故の検証-)
中村 明亀山 秀雄小原 重信
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

詳細
抄録
日本のODA事業の一環として、今まで多くの開発途上国地域や分野において、開発計画策定支援が行われてきている。開発を効率的、かつ効果的に実施する上で開発計画は必須である。開発計画策定支援は、開発途上国に計画をもたらすとともに、そのプロセスを通じて関係者の人材育成を担うものであり、開発基盤作りに大きな役割を果たして来た。一方、開発計画は実行され、開発効果(アウトカム)が発現して初めて目的が達成されるが、開発途上国では、実行段階において、資金及び運営の問題に直面することが多い。本稿では、開発計画策定から最終目的達成までに求められる視点とプロセス、資金・運営の課題への方策としてのPPP(Public Private Partnership)の適用に関し、P2Mの3Sモデル(スキームモデル、システムモデル、サービスモデル)を踏まえ考察を行う。
著者関連情報
© 2011 International Association of P2M and Authors
前の記事 次の記事
feedback
Top