国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2012 春季
セッションID: E-1
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E-1 本学会「経営とITの融合」研究会中間報告(問題点と対策) : 日本企業のITシステム採用に関する発想の転換へのアプローチ(自由-2 トラック,「グローバル人材育成とP2Mによる社会再生」~グローバル時代における教育制度改革~)
渡辺 貢成
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抄録
ITシステム導入に関し、利便性の高いソリューション・パッケージの導入が主流となっているが、この簡易方式の採用は経営的効果が薄いという判断で、経産省はITシステム採用に関し構想計画(超上流)で経営者が経営的要求を明確に指示することを示唆した。2年間の経過をみてその成果報告書が出された。当学会の「経営とITの融合」研究チームは報告書を評価し、問題点の指摘と対策をまとめた。グローバル企業の落差が大きく、これに達するには(1)グローバル成功企業は経営者の独自の戦略から来ている。(2)パッケージ導入ではモノでの管理(従来方式)を、ビット(電子情報)管理方式に切り替える工夫をする。(3)グローバル競争力強化は技術だけでなく、組織全体のスピード化、加えて意識・業務改革が求められる。
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© 2012 International Association of P2M and Authors
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