国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2012 春季
セッションID: E-5
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E-5 改革プログラム遂行時の人的資源に関する基本的考察(自由-2 トラック,「グローバル人材育成とP2Mによる社会再生」~グローバル時代における教育制度改革~)
白井 久美子越島 一郎梅田 富雄
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抄録
企業革新時は事業プログラムの変革にあわせ人的資源をコントロールすることが肝要である。事業プログラムに必要な人的資源の質や量を求め、人材ポートフォリオの変更指針を示す具体的なメソドロジが求められる。既報の研究では、事業プログラム実施に必要な人的資源(Work Sink)と企業で供給可能な現有人的資源(Work Source)との関係にピンチテクノロジーが適用可能であることに始まり、利用可能資源であるWork sourceを変化させることによるピンチポイントの解消策について論じてきた。本稿では、制約として設定されたWork sourceの現実的な質と量を勘案し、要求複合線であるWork sinkをデザイン・変更・調整することで事業改革プログラムを成功させる方策について論じる。事例をもとにその方策が現実的に成り立つことを記す。
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© 2012 International Association of P2M and Authors
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