国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2013 春季
セッションID: D-1-1
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D-1-1 事業プログラム変革時の人的資源問題に関する基本的考察(P2Mによる方法論トラック,「6次産業論とP2M体系の発展」~日本型の価値創造と進化を模索する~)
白井 久美子越島 一郎梅田 富雄
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抄録
企業革新時は事業プログラムの変革にあわせ人的資源をコントロールすることが肝要である。事業プログラムに必要な人的資源の質や量を求め、人材ポートフォリオの変更指針を示す具体的なメソドロジが求められる。既報の研究では、事業プログラム実施に必要な人的資源(Work Sink)と企業で供給可能な現有人的資源(Work Source)との関係にピンチテクノロジーが適用可能であることに始まり、事業遂行に必要とされる人的資源であるWork sinkをデザイン・変更・調整するピンチポイント解消方策や、企業における利用可能資源であるWork sourceを変化させることによるピンチポイントの解消方策を人的資源戦略として論じてきた。本稿では、Work sinkとWork sourceの実践的な質と量の表現方法をメソドロジとして記し、事例をもとに考察する。そして、これまでの研究総括として新規事業プログラムのための人的資源配分フレームワークを記す。
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© 2013 International Association of P2M and Authors
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