抄録
林田と舩島らは,特定の研究開発事例に対し,磁性モデルを用いた分析により,成功・失敗事例のデータ上の特徴を定量的に区別し,可視化できることを報告している。このモデルの普遍性/有効性を実証する為、NEDOプロジェクトの追跡調査の大規模データを用いて、シミュレーションを行った。まず化学系企業での成功と失敗事例にモデルを適用し、成功・失敗事例のデータの特徴を定量的に区別できた。次に異分野の研究開発事例にも本モデルを適用した結果、同様なデータの特徴および傾向を得て、モデルの普遍性/有効性を実証できた。更に成功と失敗事例の差分解析の知見より、現行プロジェクトの改善へのフィードバックの可能性が示唆される。