国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2016 秋季
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R&Dプロジェクトの効果測定およびマネジメントに関する磁性モデルを応用した定量評価モデルの実証研究
*林田 英樹舩島 洋紀久保 裕史山崎 晃
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p. 69-81

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抄録

林田と舩島らは,特定の研究開発事例に対し,磁性モデルを用いた分析により,成功・失敗事例のデータ上の特徴を定量的に区別し,可視化できることを報告している。このモデルの普遍性/有効性を実証する為、NEDOプロジェクトの追跡調査の大規模データを用いて、シミュレーションを行った。まず化学系企業での成功と失敗事例にモデルを適用し、成功・失敗事例のデータの特徴を定量的に区別できた。次に異分野の研究開発事例にも本モデルを適用した結果、同様なデータの特徴および傾向を得て、モデルの普遍性/有効性を実証できた。更に成功と失敗事例の差分解析の知見より、現行プロジェクトの改善へのフィードバックの可能性が示唆される。

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© 2016 International Association of P2M and Authors
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