国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2016 春季
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オーケストレーションのための意思決定プロトコル
*加藤 勇夫楓 森博越島 一郎
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 187-203

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抄録
著者らは,前報で,著者らが提唱している「マルチプログラム・プラットフォーム構造」の 2 つの特徴について説明した,一つはスーパー・プログラムによるオーケストレーション機能であり,もう一つは R&D プログラムの戦略目標を動的にアライメントする機能である.R&D プログラムは非常に不確実性の高い活動をマネジメントしており,両方の視点間で意思疎通することは非常に重要である.しかしながら,両方の視点間で意思疎通を図ることは,組織の言語や文化(慣習)が異なるため非常に困難な課題である.この課題を解決するため,本稿では,R&D プログラム間のオーケストレーションのための意思決定プロトコルを検討し,この意思決定プロトコルに基づく意思決定構造を提案する.
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© 2016 International Association of P2M and Authors
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