抄録
筆者は,工業化時代から情報化時代を経て Society5.0 に至る地域における中核資源の変革と地域振興について観察を行ってきた。
筆者は,工業化時代“モノづくり時代”に社会人生活をスタートした。当時, 産業活動の3要素は,“人”・“モノ”・“金”と学んだ。
しかし,次の時代には“情報”が第四の資源と感じていた。
Society 5.0 が 2015 年に第5期科学技術基本計画の中核政策として、2012 年のドイツの
Indutrie 4.0 への対抗政策として策定された。一方、同時期にSDGs は国連のアジェンダ 2030 として提起された。
最近の「地域創成」に関わる報道・議論を,ここに記述したトレンドの中で,考察を行う。