国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2021 春季
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P2Mを適用したプロジェクト型学習におけるアダプティブラーニング環境の有効性に関する考察
*新目 真紀玉木 欽也
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p. 150-164

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抄録

社会の高度化、複雑化に伴い、変化する要求に適応できるレジリエンスの高い組織作りが求められている。青山学院大学では、2013年からインストラクショナルデザイン手法を用いてプロジェクト型学習(PBL: Project-Based Learning)を適用した授業を実施している。しかしながら、PBL実施時に学生の観察力不足等により問題解決に至らない場面や、問題解決に至っても創造性に欠けるケースが散見されたため2016年からP2Mを応用した教育組織を導入した。本研究では、PBL実施時の支援体制としてプログラムマネジメントとプロジェクトマネジメントに従事するメンバーの個別学習支援を可能にするアダプティブラーニング環境を検討した。検証の結果、アダプティブラーニング環境の活用がレジリエンスの向上に効果的である可能性が確認された。

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© 2021 International Association of P2M and Authors
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