抄録
従来の企業では、既存にあるものをアップデートして利益を出すことが当たり前であったが、不確実性が高く予測不能な時代では、より野心的なビジョンを掲げ、理想から逆算して考え社会に貢献していくことが求められる。中長期でプロジェクトを進行していくことを見据え、関わる人を動機づけし協働していけるような指針が必要である。
本研究では、プロジェクトにおいてパーパス・ドリブンの導入方法を検討する。今後ステークホルダーに動機づけを行い、その結果からプロジェクト・パーパスの重要性について考察し、その導入方法を提案する。プロジェクト単位で社会的存在意義を見出し、発信することでプロジェクトの成功確率上昇に繋げていく。