国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2022 秋季
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ウォーターフォールおよびアジャイルP2Mのためのマネジメントコントロールパッケージ
-国内大手保険業A社情報システム開発の事例-
*齊藤 毅中村 正伸井芹 薫中島 洋行
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p. 32-51

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抄録
P2MのためのMCSに関する研究として、これまでに予算管理やPBSCなどに関する研究が進められきた。また、近年ではP2MのためのMCPが検討されている。MCPとは、予算管理やPBSCなどのコントロールシステムは、単独で機能しているわけではなく、経営理念や社内規程など他の経営システムと相まってパッケージとして機能している概念を意味する。しかし、これまでのP2MのためのMCP研究では、プロジェクト・プログラムをウォーターフォールとアジャイルに区分せずに議論が展開されていると考えられる。この問題意識のもと、本研究では、国内大手保険業A社の情報システム開発部門へのインタビュー調査に基づき、ウォーターフォールおよびアジャイルP2MのためのMCPに関する事例研究を行う。
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© 2022 International Association of P2M and Authors
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