抄録
日系製造会社であるA社は次世代モノづくりプラットフォームの実現に向けて、インダストリー4.0におけるスマートファクトリー構想プログラムを打ち立て、その第一歩として熟練技能員の技を可視化するシステムを開発するプロジェクトを実行した。このシステム開発はアジャイル組織により実行され、プログラムおよびプロジェクトのマネジメントにはP2Mの3Sモデルが適用された。この開発過程におけるP2Mの3Sモデルのマネジメント手法の有効性を検証した結果ならびにプロジェクトマネジャーによるシェアド・リーダーシップの効用において述べる。