電気学会誌
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—鉛筆や宝石だけじゃない！プラズマが拓く炭素材料の未来—
プラズマプロセスによるカーボンナノチューブ合成技術の発展
須田 善行
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キーワード: カーボンナノチューブ, 触媒, ラジカル (化学活性種), イオン衝撃, 低温成長
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2015 年 135 巻 3 号 p. 148-150

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抄録
1．カーボンナノチューブとは　カーボンナノチューブとは，炭素のみからなる直径が1nm程度の円筒形状の物質である (図1) 。本特集で紹介されるカーボンナノ材料の中で，カーボンナノチューブはグラフェンと類似している。両者はともにsp2結合のみからなり，炭素原子同士が六角形の骨格を形成した平面的な
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