電気学会誌
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—海底から高層大気まで—
共鳴散乱ライダーによる超高層大気の観測
江尻 省中村 卓司
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2016 年 136 巻 8 号 p. 538-541

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抄録

1.はじめに 地球大気は重力による密度成層をしており,高度が約15km上がると一桁密度や圧力が低下する。中層大気と呼ばれる高度10~100kmの大気の上端は,地上より107ほど密度が小さく希薄な大気である。100km以上の高度の超高層大気ではさらに希薄になり,国際宇宙ステーション

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