電気学会誌
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特集 光学的手法を用いた放電プラズマの非接触計測最前線
ドップラーフリー・シュタルク分光法による電界計測
西山 修輔
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2022 年 142 巻 11 号 p. 692-694

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抄録

1.はじめに

電離気体とも称されるプラズマは,気体の原子や分子の一部がイオンと電子に電離して共存し,巨視的に見れば電気的中性を保っている。しかし,イオンと電子では質量が大きく異なり,その拡散速度は電子の方が大きいことから,固体との界面付近では電子が失われて正味の空間電荷

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